計画の立て方
スケジュール
本当はヨーロッパ経由でギリシャに入りたかったのですが、便がなく、中東経由になり、通常なら初日に入れるところ、2日目の午後入りになりました。2日目の昼すぎにアテネに入っても中途半端なので、2日目も移動日と割り切り、そのままクレタ島まで飛行機で移動しました。結局最初に泊まるホテルにチェックインできたのは2日目の夕方になりました。
結局、こんな感じで計画しました。
–1日目:夜に日本出発
–2日目:北京・アブダビ経由→アテネ→飛行機でイラクリオンまで移動
–3日目:イラクリオン観光
–4日目:船でサントリーニ島へ移動、フィラ観光
–5日目:カマリビーチ、古代ティラ観光、イアで夕日
–6日目:船でピレウス(アテネ)に移動
–7日目:アテネ観光
–8日目:アテネ→アブダビ経由
–9日目:北京経由→日本
飛行機・船の予約サイト
お土産について
- 初日からお土産を買うと移動の際に荷物が重たくなるので、全部自分で運ばなければ特に一人旅の場合、最後の観光地で買うことが多いのですが、クレタ島・サントリーニ島・アテネだけで比較した感想としてはクレタ島が一番品数も多く、安いため、ここで土産を買うことをお勧めします。もちろんサントリーニ島やアテネでも買えますが、結果自分としても荷物の移動は初日から重たくなり大変でしたが、結果良かったと思っています。
クレタ島
- 日本からギリシャへの直行便はないので、乗り継ぎながら一旦はアテネ空港に入り、そこから再度乗り換えてクレタ島に向かいます。アブダビからアテネに向かう途中にクレタ島らしきものが飛行機の窓から見えました。直行便がないため、ただでさえギリシャ入りは時間がかかるのに、この数時間後にはUターンしなければならず、「なんだろなぁ~」って感じでした。
- サントリーニ島と比べると島全体が大きく、観光スポットも分散されているため、私のような日程だとイラクリオンだけで終わってしまいます。気候も治安も良いのでクレタ島だけで1週間過ごすことも可能だと思いますが、そう何回も来れるわけではないので「1箇所だけでなく他も!」となると、こんなスケジュールになってしまいます。割り切りです!
- クレタ島にはイラクリオン空港とハニア空港がありますが、イラクリオン空港の方がアテネからの便数は多いです。
- 航空券は旅行会社や比較サイトではなく、航空会社のサイトで直接購入した方が安いです。私はエーゲ航空で購入しました。エーゲ航空の予約サイトはこちら!
空港からイラクリオン市内まで
- どっかの本に書いてある「空港の駐車場を出てすぐ右」や「1番のバス」との情報、何れも間違っています。一番右の空港出口から出ると、そもそも右がないし、バスも結果6番?のバスで行けました。
- 迷子になったら空港側を見て、空港の建物の真ん中辺の反対側を向いて歩き、最初に出た道路の辺でバスの切符を売っている。オフライン地図の「MAPS.ME」に泊まるホテルをプロットしておいたので、「ここに行きたい」と伝えれば教えてくれました。私の場合切符売り場のおじさんが運転手に伝えてくれていたようで、「ここだよ」って言ってバス停を教えてくれました。実はそれが自分のことなのか最初わからなくて、英語のわかる人に「自分のことだよ」って教えてもらうまではわからなく、慌ててバスを降りました。市内バスでの移動はちょっと中上級ってとこでしょうか。参考までに「MAPS.ME」とは通信環境がなくてもGPSだけでナビ替わりになるアプリです。グーグルマップとかに比べ(まるで広告のような)過剰な情報がなく、すっきりとした地図であるため、旅行者には使いやすい地図だと思います。
イラクリオン
レストラン
- ギリシャ料理(クレタ料理)のレストランで初日の夕食にはTabepna Oyzepi、2日目の昼食にはAnchorageを利用しました。Tabepna Oyzepiは外で、Anchorageは建物内で食べました。店員さんも親切で味も悪くなく、値段も手頃だと思います。
市内観光
- どの国でもそうですが、乗り降り自由なバスと言ってもそう何度も乗り降りできず、ピンポイントで観光する場所(街の全体像)を把握するための乗り物と割り切って利用しましょう。
サントリーニ島
- サントリーニ島はクレタ島に比べホテル代が高いです。特に海の見えるような中心部となるとメチャクチャ高く、私の予算ポリシーでは完全にオーバーです。多少歩く場所(海が見えない場所)でもクレタ島より高く、設備は劣ります。
- 写真に載っているような場所(フィラ周辺)は港からかなりの上った場所にあり、歩いて行けるようなところではありません。
クレタ島からサントリーニ島への移動
- ちょっと値段は高いですが、船で移動するなら、かかる時間や出発時間からしても高速船しかないと思います。1時間45分です。普通の船なら6時間かかり、しかも夜中に到着します。無理です。
- 出港直後と入港直前は甲板に出られるのですが、その他のほとんどの時間帯は船内に押し込められます。
- 私は次のスライドにある「HIGHSPEED 7」で移動しました。予約はこちら→Hellenic Seaways
アテネ移動に向けたアティニオス港での準備
- サントリーニ島からアテネへの移動は事前にSeajetsで予約しました。インターネットで予約(プリントアウト)したものがそのまま搭乗券になるわけではなく、予約券を搭乗券に変える手続きが必要となります(正式名ではありませんがイメージ表現です)。
- 乗船日に交換場所が見つからずテンパってもいけないので、アティニオス港に着いたら、まず搭乗券に交換してくれる場所を探しました。旅行前には情報もなく、すぐに見つかるか(手続きができるか)結構心配していましたが、思っていたよりすぐに見つかりました。
アティニオス港からフィラへの移動
- イラクリオンから船で到着すると、バスでの移動になります。山を越えるようなものなので、歩いて行こうなんて絶対無理。地図で見れば数キロに見えて「頑張ってみようかな?」なんて変な気を起こしそうですが絶対に無理です。
- 最初は料金も安い路線バスで行くつもりでしたが、分かりづらく、シャトルバスで行きました。路線バス2.3ユーロに対し、10ユーロです。ホテルの場所を探す手間、ホテルの近くで泊まる、バスを待つ時間をこの差でペイできると思うか否かが判断のポイントです。そもそも思い起こせば、路線バスを見つけることができなかったかもしれない。というのは、路線バスでも観光バスのような立派なバスだから、どっかのツアーバスだと思い込み見過ごしてしまいました。その知識がないとバスデザインの先入観が邪魔します。
- フィラからアティニオス港への移動(帰り)はバスステーションの場所をおさえておけば路線バスで大丈夫。ただしバス時間は前日の午後にならないと時刻表が貼り出されないので気が気じゃないです(自分の船に間に合う(丁度良い)バスがなかったらどうしようなどの心理が働く)。っていうもの30分に一本とかではなく、何時間に一本といった時間帯もあるためです。結果、船に丁度良いように組まれている見たいですけど、その場所にいたらなかなかそうは思えません。
- サントリーニ島をバスで移動する場合はすべてフィラのバスステーションから出発します。乗車券の購入はもちろん、時刻表などを把握するうえでも早めに訪れましょう。
フィラ
レストラン
- サントリーニ島らしい景色を見ながらビールを飲みたく、Zafora Restaurant を利用しました。ロケーションはとてもよく、エーゲ海、火山、夕日を見渡せます。
スーパーマーケット
写真集
カマリビーチ
- フィラのバスステーションからカマリ行きのバスに乗り、30分ぐらいで到着します。7時半から22時の間に30分ごとに出ているため、出発時間についてはあまり神経質になる必要はないと思います。
- 泳ぐ目的でもなければ、ただ「行った!」といった満足感だけかな?これと言って何かがあるというわけではありません。
- 着陸直前の飛行機が見えるので、飛行機好きな方にとってはいい景色かもしれません。
- 何れにせよ古代ティラに行くのであればカマリまで行く必要があるため「そのついでに」といった感じです。
古代ティラ
ミニバス
- 古代ティラまで徒歩で1時間なんて情報もありますが、時間も限られた中で登り坂を歩くなんて考えられなかったため、ミニバスを利用しました。
- ミニバスとはいうものの客は私だけだったので、タクシーみたいな感覚でした。ぶっつけ本番でのミニバス利用ではありましたが、12時出発の便で行き、帰りは最終の14時15分ので便で帰ってきました。最終の13時発では現地滞在時間が短すぎると思うので、結果ちょうどよかったです。思っていたより便数は少なく、夕方ごろちょっと寄ってみようと思ってもミニバスはないですよ!
イア
- イアもフィラのバスステーションからバスに乗り、30分ぐらいで到着します。
- 夕日を見る「イア要塞(展望台)」には各国からの観光客が訪れるため、場所どりが大変です。8月末でしたが炎天下の中、19時半~20時ごろのサンセットを見るため音楽を聴きながら何時間も展望台に居座り耐えてました。(暑い!)
アテネ
サントリーニ島からアテネへの移動
- サントリーニ島(Thira)からアテネ(Piraeus)までは4~5か所の港に寄りながら高速艇でも5時間かかります。途中大きな波に揺れ、席を離れていた私はビデオカメラごと床に叩きつけられ、膝を打ちました。さすがに長時間席に座り続けているのは退屈ですが、気をつけてください。
- 何度も記載していますがSeajetsを利用しました。
市内観光
レストラン
市内から空港への移動
- 地下鉄での移動が一番簡単だと思い、オモニア駅から乗り、シンタグマ駅で乗り換えたのですが、全ての電車が終点の空港まで行かないようです。全て空港まで行くと思い、乗ったのですが、ドゥキシス・プラケンティアス駅止まりのものが多いようです。
- アナウンス後、車内の蛍光灯を消され、何の確認もなくドアが閉まり、どこかへ発車。日本の車掌さんのように見回りに来ないので、気をつけましょう。私の場合、寸前で様子の異変に気がつき、慌てて下車。やばかったです。
- シンタグマ駅まで1時間としているガイドブックがありますが、2時間近くあった方が安心です。結構時間がかかりますし、空港行ばかりではないので、特に空港からではなく、空港へ行く時にはゆとりをもって行動しましょう。