移動手段について
空港からヴィリニュス市内へ
-鉄道か88番バスで行くことになります。鉄道の場合、本数が少なく、一駅のために待つのは2月だったので結構辛かったです。空港には夜に到着したため、鉄道駅に着いてもどっちの方向が市内行なのか真っ暗でわかりませんでした。結局右方向に走るのが市内行なのですが、右から来たため、左に行くものばかりだと思い、散々待った列車を逃すところでした。右から来て右へ走る。外国にはよくあることですが、要注意です。ちなみに私が乗った列車の車掌は英語がわからない人でした。よって市内行かどうか聞くのも一苦労でした。
国内都市間の移動
-ツアーなど効率よく勝手に連れて行ってくれる場合は関係ないですが、個人旅行となると話は別です。無計画旅行がいくら個人旅行の醍醐味だとは言うものの、ある程度は複数の移動手段をイメージしておく必要があります。
-何泊するかにもよりますが、ラトヴィア(リーガ)→エストニア(タリン)と首都間の移動が速くて、楽で、安い。でも、ヴィリニュスと地方都市をI(アイ)ターンしているばかりでは非効率。よって落としどころをどこにするかということになります。
-トゥラカイやカウナスならI(アイ)ターンは可能ですが、クライペダやシャウレイ(十字架の丘)は厳しい。宿に泊まりながらバスや鉄道で移動していくことになりますが、一日の本数が少なく、交通費も割高です。
-バスターミナルは鉄道駅の北側にありますが、国際線も国内線も一緒の場所です。
-ヴィリニュスから一日でトゥラカイとカウナスに行くことは可能です。地図上ではトゥラカイからカウナスに行って、カウナスからヴィリニュスに戻ってくる方が距離的には効率が良さそうに見えますが、実際は午前に「ヴィリニュス⇔トゥラカイ」をミニバスで、午後から「ヴィリニュス⇔カウナス」を鉄道かバスで行く方が早いです。
リトアニアからラトヴィアへの移動
-リトアニアには鉄道が走っていますが、「ヴィリニュス⇔リーガ」など首都間の移動はバスが便利です。大手バス会社のリュクス・エクスプレスのインターネットサイトで事前に探せば、5ユーロといった破格なチケットもあります。
-バス内にある設備も立派なもので、無料のドリンクバー、カーナビ付のテレビモニター、コンセント、無料Wi-Fi、ヘッドフォンジャック、トイレのなど、かなり充実しています。
リュクス・エクスプレス(luxexpress)のサイトはこちら
ヴィリニュス
市内観光は正直言ってつまらないです。町の中心部から5キロぐらいありますが、テレビ塔に行くと時間がつぶせます。展望台にはレストランがあり、バーでビールでも買って飲みましょう。席に座っているだけで360度回るので全方向の景色が見られます。
スーパーマーケット
-外食も良いですが、スーパーで安く済ませ、部屋で食事や一杯やりたい方は「MAXIMA」というスーパーがお勧めです。冷えたビールも売っているし、少額でもクレジットカードでの決済が可能です。レジ袋は他国同様有料です。大きめのリュックを背負ってると引き留められ、ロッカーに入れるよう指示される(万引き防止)国もありましたが、このスーパーは大丈夫でした。
料理
-代表的なリトアニア料理の中にツェペリナイというものがあります。ジャガイモのお団子なのですが、サワークリームをつけて食べたり、お店によって味も異なり、いろいろな食べ方を楽しむことができます。日本人の口にも合うと思います。
ビール
-リトアニアの有名ブランドはSvyturys です。こちらも日本人の口に合い、味やアルコール度数、様々な種類があります。値段も安い。
トゥラカイ
ヴィリニュスのバスステーションから小型のバスで行くのですが、トゥラカイのバス停からトゥラカイ城の見える場所まで行くには結構歩きます。40~50分ってところでしょうか?9時半頃ヴィリニュスを出発し、40~50分でトゥラカイに着きます。運賃は超安く2ユーロ程度です。11時50頃のトゥラカイ発のバスに乗って、ヴィリニュスには12時半頃到着。12時35分頃に出発するカウナス行きの列車に飛び乗りました。この効率的な技が実現したのも、トゥラカイに行く前に鉄道駅に行き、時刻表をチェックしていたからです。ツアーだとこんなことしなくて良いのですが、個人旅行ならではの作業です。まあこのような作業も無駄とは思わず、楽しみましょう!もっと早く出発するバスもありますので、スケジュールはご参考まで。
カウナス
-鉄道駅から観光の中心地までは距離があり、歩きで行くには結構大変です。トラムで行ったとしても、真っ正面に止まる駅はなく、そこそこ歩きます。バスターミナルの方が鉄道駅より近かったので、帰りはバスでヴィリニュスに帰りました。
-当初はリトアニアを時計回りで泊まりながらラトビアに抜けようと思っていましたが、ヴィリニュス→リーガ間のバスチケットがインターネットで5ユーロで手に入ったのと、毎晩移動しながらのチェックインが時間のロスと判断し、カウナスには泊まらず、ヴィリニュスからの日帰りにしました。こちらも正直言ってあまり思ったより見所はなく、日帰りで正解でした。