事前準備
計画の立て方
ビザの申請
- スリランカは観光に行く場合でもビザが必要ですが、インターネットで申請できるので心配はいりません。ロシアビザ取得のようなしんどさはありません。米国のESTAやオーストラリアのETASみたいなものです。
- 申請から承認まで何日かかかるとの情報が多いですが、私の場合申請したらすぐに電子メールで通知が来ました。
- 一応控えは持っていきましたが、係員がパソコンで確認できるみたいなので、特別なことをする必要はありません。ただし入国カードの記入は必要です。ちなみに出国カードについては、日本人は記入不要です。
- ビザは事前に取らなくても現地で取得できますが、値段も高くなるし、時間も取られるため、絶対にインターネットで申請すべきです。ただし、日本語のサイトが見つかったからといって、決してそのサイトでは申請しないように。1万円ぐらいとられます。安く済ませるなら英語のサイトになりますが次のサイトで申請してください。金額は35ドル+1.4ドル(クレジット決済手数料)です。
申請方法はこちらのサイトが参考になります(金額等は古いです)
日程作成
- スリランカはインターネットで鉄道やバスの予約ができないため計画が立てにくく出発前まで悩みましたが、大雑把にルートだけは決めました。
- 一人旅の情報も他の国に比べて正確な情報が少なかったため、可能な限り経験談を記しておきます。役に立つかわかりませんが、計画を立てる際の情報として参考になれば幸いです。
- スリランカのツアーは4~5日のものが多いそうですが、1週間でも足りないぐらい行くところはあります。ただし、一人旅だと他の国以上に効率的に周ることが難しいので予約はできませんが、ある程度は出発前にイメージトレーニングしていった方が良いです。結局こんな感じで行ってきました。
–1日目:日本→北京経由→成都経由→バンダーナラーヤカ国際空港・・カトゥナーヤカ(泊)
–2日目:ノーマルバスでキャンディへ移動、キャンディ観光・・・キャンディ(泊)
–3日目:ドライバー雇い、専用車でスパイスガーデン、ダンブッラ、シーギリヤ観光・・・キャンディ(泊)
–4日目:インターシティバスでアヌラーダプラへ移動。アヌラーダプラ、ミヒンタレー観光・・・アヌラーダプラ(泊)
–5日目:インターシティバスでコロンボ、乗り継いでゴールへ移動・・・ゴール(泊)
–6日目:(午前)ゴール観光、(午後)鉄道でコロンボへ移動・・・コロンボ(泊)
–7日目:コロンボ観光・・・コロンボ(泊)
–8日目:ニゴンボ観光、夜にバンダーナラーヤカ国際空港へ移動。・・・(機内泊)
–9日目:コロンボ→香港経由→日本
- 余談ですが、2019年3月にスリランカへ行ったばかりなのに、4月に連続爆弾テロ。とてもそんな雰囲気ではなかったので驚いています。でも、9.11テロも行った直後だったし、私が行った先では結構そういうのが多い気がする。
プラグ
- スリランカのプラグ形状は何種類もあり、マルチ変換プラグを持っていない方は注意が必要です。
- 特にB3タイプ。このタイプは一般的な海外用プラグセットに入っていないことが多く、B3しか対応していないホテルもあるため、スマホやデジカメ、ビデオカメラなど充電するものが多い方はここをしくじると致命傷になります。
- B3は差し込む時にもコツが必要です。三角点の頂点を差し込まないと、底辺の2点は差し込めないようになっているみたいです。同時に3点を差し込もうとして、差し込めず、理解するまでに時間を要しました。
- ホテルによっては以下の写真のように両方対応している場合もあります。
裸足に注意
- 「寺などを観光する際、帽子や靴が禁止されているところが多い」、ここまでは想像の範囲内だと思います。
- 問題は「靴を脱ぐ」、この行為です。地元の子たちは平気な顔して歩いていますが、私には地獄でした。裸足では水ぶくれができます。靴下を履くことはOKなので、靴下を履いていない人は持っていきましょう。
- 靴下を履かず、草履でいつも観光しているそこのあなた!特にアヌラーダプラは要注意です。
ビール
- スリランカのビールはLION BEERが一般的です。以下が代表的な3種類です。ご参考まで。
両替
- 楽です!どこの銀行も同じレートで、銀行ごとにレートを比較する必要がない。空港でもレートは同じ。むしろ空港の方がいろんな銀行があり効率的です。
- 一番びっくりしたのはホテルのオーナーに両替を頼んだとき。銀行のホームページを開き、そのレートで両替してくれました。一体この人の儲けはどうなっているの?
- ただし、銀行の方が金種が豊富なので、銀行で両替した方が良いです。たとえば同じセイロン銀行でも、特に金種を指定しなければ、5000ルピーを混ぜる人や1000ルピーばかりの人やいろいろです。
- ホテルのオーナーが5000ルピーしかなく、細かいのがなかったので、どうしたらいいか聞いたら、近くのガソリンスタンドに行ってきたらって勧められました。最近日本のスーパーなどではこういう両替はお断りとか書いているけど、だまされたと思ってガソリンスタンドに行ったら気持ちよく両替してくれました。
- 紙幣は20、50、100、500、1000、5000とありますが、100ルピー(70円程度)が一番重宝します。1000ルピー(700円程度)でも大きすぎる感じ。
空港には以下のようにいろいろな銀行が横一列に並んでいます。両替レートも全く一緒でした。
交通手段
バス
スリランカの移動手段の主役はバスになると思います。外国人価格で吹っかけられても気づかないぐらいとにかく安い。値段は運転手や車掌に聞くより、同じバスに乗っている地元の人に聞く方が良いです。ローカルプライスがわかるため安心です。実際に人の顔を見て値段を決めている感じがします。(実際そうしています)
種類
- バスには大きく分けてインターシティバスとノーマルバスの2種類のバスがあります。
- 二つの違いですが、インターシティバスは「エアコン付」・「運賃はノーマルバスの2倍」・「二つの都市をノンストップで運行」と一般的なガイドブックには書いています。
- しかしながら、実際に利用してみると、インターシティバスでも途中で降りる人や乗る人がいます。どこで降りても値段は一緒であるとガイドブックにありますが、実際に払っている値段は違うみたいです。途中から乗ってきても同じ値段を取られている人もいましたし、少ない人もいましたし、どういうしくみなのか結局よくわかりませんでした。(外国人相場なのか?)
スーツケースは大丈夫?
- 一番心配だったのがスーツケース。運転席の横に置けるタイプのバスならそこがベスト。席に置く場合は二人分の運賃を取られます。二人分取られても安いので、ノーマルバスはやめた方がいいです。
鉄道
乗る前に一番心配だったのが無秩序な乗り方(カオス状態)とスーツケースの管理(安全性)。私はバスより鉄道の方が好きなのですが、これだけが心配でした。結論として大丈夫です。ただし、インターネットのみならず窓口でも事前に予約ができないこと、座席指定ができないため席の確保は争奪戦になること、この2点だけは覚悟しておいてください(確実に座りたいのならインターシティバスをお勧めします)。切符に書いてある値段と違っていたため、駅員に確認しましたが、「これがニュープライスだ」の一言で片づけられました。いい加減!それでも腹が立たないほど安いです。
クラス
- クラスは一等車・二等車・三等車の3種類ですが、一等車のある列車(路線)は限定的で、基本的に二等車・三等車の2種類です。値段は安いので迷わず二等車の切符を買いましょう。
- ただし、二等車の切符を買ったとしても、それは二等車の車両内にいる権利を買っているだけであり、二等車の席に座れるという意味ではありません。しかしながら、この価格でも地元の人には差を感じるようで、私が想像していた「無秩序な乗り方(カオス状態)」とは無縁でした。(ちなみに私はゴールからコロンボへ行く際に利用)
- 私が利用した二等車では、スーツケースサイズでも席の上の棚に乗せることができ、目の届くところでの荷物管理が可能でした。
スリランカ鉄道の公式サイト(時刻表検索ではよくエラーが出ます)
公式サイトでエラーが出る場合、以下のサイトも参考になります。
ツーリストカー
本来、グループでの利用がさらにお得ですが、一人旅でも利用価値はあります。しかしながら、自由度が高い分、鉄道・バスに比べ圧倒的に値段は高いため、節約志向の方はこの選択はないと思います。私の場合は一人だったのでSUZUKIの軽自動車でした。
利用のポイントと反省点
- キャンディのホテルでシ-ギリヤの日帰りツアーを申し込んだら、結果、ただツーリストカーを手配しただけのことでした。
- ツーリストカーは高いので、キャンディに2泊して、公共バスを利用して日帰りでシーギリヤに行こうと思っていたところ、結果、ツーリストカーを手配したにもかかわらず、キャンディに2泊することとなり、無駄な移動が発生してしまいました。(キャンディに2泊することについては初日に泊まったホテルオーナーに絶対やめた方が良いと言われていましたが、キャンセル不可の良いホテルを事前予約していたため強行せざるを得ませんでした)
- ツーリストカーを利用するなら、行きたいところは全て自分で決められるので、キャンディは1泊にして、翌日、シーギリヤ観光と次の場所(ホテル)への移動を兼ねて利用すべきでした。
- ましてや、コロンボからのシーギリヤへの日帰りツアーなんて、絶対やめた方が良いです。物理的には可能なので、時間がない人はしょうがないですが、シーギリヤロックに登るだけになってしまいます。
スリーウィーラー(トゥクトゥク)
- 値段はしっかり交渉しないと、間違いなくトラブルになります。これも明らかに地元の人と値段が違います。メータータクシーでも安心しないように。メーターが壊れていたり、使っていなかったり、「なんちゃってメータータクシー」には注意!メータータクシーはフロントガラス部分に表示されています。
- 現地ではスリーウィーラーという言い方より、他の東南アジア同様、トゥクトゥクという言い方の方が一般的なような気がしました。もちろんどちらでも通じます。
空港から・空港への移動方法
空港からコロンボ市内への移動
- 他の国だとだいたい初日に空港から市街地まで移動するのですが、到着が22時過ぎなのと、翌日に行くキャンディがコロンボからよりも近いので、空港の近くに泊まりました。
- 20時より遅い時間に市街地へ行く場合はエアポートバスはなくタクシーになります。ローカルバス(ノーマルバス)もありますが、バス停の場所もわかりにくく、大きな荷物もあるためやめた方が良いです。無理してわざわざこの時間にお金をかけていく必要はないと思います。所要時間はエアポートバスやタクシーは45分、ローカルバスは一時間半程度です。
コロンボ市内から空港への移動
- 飛行機が夜間の便だったので、車を手配しました。タクシーでもuberでもない。客室清掃員にホテルで手配するより安いからと言われ、知り合いの車を手配してもらいました。値段は3500ルピーとタクシーとあまり変わらないと思いますが、その清掃員にはお世話になったので頼みました。その人に多少のマージンが入ることを祈っています。
- 高速バスは20時ごろまでしかないので、飛行機が夜間便の人は利用できません。また、人ごみやスーツケースの置き場など、気にしなければならないことがいっぱいあり、バスよりはるかに高いですが、安心料として投資しました。空港横づけだし、やっぱり楽です。、高速で行くように頼んだら300ルピー(高速代)を別途請求されました。コロンボからニゴンボまでのバス代が高速を通っても150ルピーであることからすると、車1台の高速代が高いな・・・。
空港から各方面への移動
- 空港からニゴンボやキャンディへ行くには、コロンボ行の高速バスやローカルバス乗り場とは異なり、アヴェリヴァッタ(Aweriwatta)のバスターミナルになります。
- 空港から少し離れており、分かりにくい場所にあるため、スーツケースを引きながらの歩きは難しいかもしれません。そうかといってタクシーで行くほどでもない距離なので、空港から直接行く方はトゥクトゥクが現実的だと思います。
- 以下に場所を示しておきます。
カトゥナーヤカ
- バンダーナラーヤカ国際空港近くに泊まるということは地名で言うと「カトゥナーヤカ」に泊まると言うことです。
- 成田からスリランカ航空で行く場合は18時前に着くので、エアポートバスでコロンボ市内に行けますが、その他の場合は遅く着く便が多いので、初日はバスでの移動がないカトゥナーヤカで泊まることをお勧めします。コロンボよりもニゴンボの方が近いのでニゴンボに泊まることを勧めるガイドブックもありますが、バス停の場所や乗り方の知識がない状況での初日からのバス移動は難しいと思います。
キャンディ
キャンディまでの行き方
- 当初の計画では、ノーマルバスには乗りたくなかったので、初日は空港近くに泊まり、翌日大回りになってでもエアポートバスでコロンボまで行ってからインターシティバスでキャンディに行く予定でした。
- しかしながら、初日に泊まった宿のオーナーの話によると、コロンボは混んでるし、大回りだから空港近くのバス停からキャンディに行った方が良いとアドバイスを受け、アヴェリヴァッタのバスターミナルからキャンディに行くことにしました。ただし、この路線だと、インターシティバスはなく、ノーマルバスしかないため大変でした。
- アヴェリヴァッタ(Aweriwatta)のバスターミナルは空港から少し離れており、コロンボ行の高速バスやローカルバス乗り場とも違い、分かりにくい場所です。私はホテルのオーナーの好意でバス停まで自家用車で送ってくれたので迷子にならなかったですが、自分で行く場合はトゥクトゥクを手配した方がいいかもしれません。(トゥクトゥクで行くならホテルからバスターミナルまでは200ルピーぐらいとのこと)
ノーマルバスについて
- 値段の差はしれているので、絶対にノーマルバスには乗らない予定でしたが、アヴェリヴァッタからキャンディまで利用することになりました。結果的には私が乗った唯一のノーマルバスとなりました。
- ノーマルバスが嫌だったのはクーラーがないのも理由の一つですが、何より安い分、地元の人がメチャクチャ乗ってくるのでスーツケースを持って移動しなければならない自分にとっては、特に荷物置き場のことがとても心配でした。
- お勧めは先頭の左側(一人掛け・スリランカは右ハンドル)に座り、スーツケースを運転席の横の台に置くのがベストです。ただし、バスの種類は様々なので、必ずこの方法で行けるかどうかはわかりません。
- インターシティバスで台がないタイプに乗った時は、スーツケース用に席を一つ確保したため、二人分の運賃を払い乗ることができましたが、ノーマルバスでは人が多すぎるため、荷物用に席を確保するのは難しいと思います。そもそも荷物が心配です。荷物に目が行き届かないほど車内は混んでいます。
- 空港からキャンディまでは3時間ぐらいかかりました。9時出発、12時過ぎ到着っていうところでしょうか。
- ニゴンボから来るバスですが、しばらく止まっているので、始発感覚で利用できるバスターミナルです。
マータレー
スパイスガーデン
- 日帰りでキャンディからシーギリヤを公共バスで行こうと思うと、こういう途中にある観光地に寄ることは難しいかもしれません。私は一日ドライバーを雇ったので、キャンディからシーギリヤ行く途中ドライバーに勧められ、寄ってもらいました。滞在時間は1時間半程度でしょうか。
- 入場料は無料。脱毛クリーム、肩こり、、関節痛など、木や実からできる効能別の天然オイルやクリームの説明があります。最後に土産屋に案内されます。スパイスも売っていますが、スーパーで買う方が安いような気がします。
- 生徒さんによるアーユルヴェーダ体験ができます。5~10分ぐらい。チップは300ルピーぐらいでも良いと言われましたが、500ルピー渡しました。
スパイスガーデンのサイトはこちら(画面左下から言語を変更してください。通販みたいなサイトで日本語も変です。あまり役に立ちません。)
ダンブッラ
- バスでキャンディからシーギリヤに行く時も、キャンディからアヌラーダプラに行く時も、アヌラーダプラからコロンボに行く時もダンブッラを通ります。なるべく同じ場所を通らないようにルートを組みたかったのですが、公共のバスではここを経由します。
- 泊まるほどの街でもなく、仏像とか興味がなければ行かなくても良いかもしれません。
シーギリヤ
シーギリヤまでの行き方
- スリランカに行くなら一番おさえておきたい場所。宿泊場所や交通手段など最後まで悩みました。
- 初日に泊まったホテルのオーナーにも、何でシーギリアやアヌラーダプラにも行くのに、キャンディに2泊もするのかって言われました。つまり、アヌラーダプラに行く(さらに北上する)のに、なぜ、シーギリヤを観光した後に、またキャンディまで戻ってくるのか(無駄だからやめたほうがいい)というアドバイスです。しかしながら、ダンブッラやシーギリヤに泊まることはせず、一日ドライバーを雇い、キャンディからの一人日帰りツアーにしました。
- 結果、キャンディ→スパイスガーデン→シーギリヤ→ビレッジサファリツアー→ダンブッラ→キャンディ(湖が一望できる見晴らしのいい場所)っ感じで、かなり自由度が高まりました。(バスのみでは無理です)
- 8時に出て、18時半ぐらいに帰ってきました。
直通バス
- キャンディからシーギリヤまでの直行バスは一日一便のみ。直行というのはダンブッラで乗り換える必要がないバスという意味で、これもノーマルバスです。825番のバスで、朝7時半ごろ出発、所要3時間。
- 運賃も安く、計画ではこれを利用する予定でしたが、帰りの最終バスの時間がわからなかったのと、シーギリヤ近隣の観光ができないことを理由にやめました。
観光
シーギリアロック
- 2時間もあれば頂上まで行って帰って来れます。
- 公共バスで行くと降りた場所からチケット売場までちょっと歩くようですが、ツーリストカーの場合はすぐです。
- チケット売場や入口に向けて歩く出発点と頂上から降りてくる場所(帰る場所)は異なるので、ドライバーは私が登っている間に反対側の駐車場に移動して待ってくれています。
- よく、いんちきガイドがいるから要注意といった情報がありますが、公認ガイドなら安心という訳ではありません。日本語ガイドと称する人物が営業をかけてきます。金額も入場料以上請求してきます。ガイドがいた方が気は楽ですが、歴史的なうんちくは必要なく、頂上の景色だけ楽しめれば良いという人は必要ないと思います。
- あと、「登るのが怖かった」とかいう感想を知ったかのように書いてあるサイトがありますが、はぁ?って感じです。いったいどこの場所のことを言っているの?って感じです。私は高所恐怖症の方でも安心して登れる程度のものだと思います。
ヴィレッジサファリツアー(Sigiriya Village Safari Tour)
- シーギリヤロックの観光が終了後、ダンブッラ方面に向かう途中で寄りました。シーギリヤと名がついている通り、シーギリヤロックの駐車場出発後すぐです。1時間程度のツアーです。
- ツアーの流れはこちらのyoutubeにお任せします。
アヌラーダプラ
キャンディからアヌラーダプラまでの行き方
- 交通手段はインターシティバスがベストだと思います。
- 観光客は終点のバス停ではなく、500mぐらい手前の町の中心部で降ろされました(気を利かせて降ろしてくれた?)。勝手がわからず、突然のことだったので、何の確認や確認や交渉もせず、反射的に降りてしまいました。
- 私の場合はその方が結果的にホテルに近かったので良かったのですが、人によってはかえって遠くで降ろされることになるかもしれません。GPS等とにらめっこしながら、より良い場所で降ろしてもらいましょう。
観光の時間配分
- 行く前はアヌラーダプラに2連泊して、丸一日アヌラーダプラにかける必要があるかと思っていましたが、半日でも主なところは観光できるため、ホテルは1泊良いと思います。
- ただし、自転車に乗って周りましょうなんてのんきなことを書いているガイドブックもありますが、やめた方が良いです。トゥクトゥクをチャーターすれば3時間ぐらいで主なところは周れます。アヌラーダプラだけだと2000ルピーでした。ホテルを13時半に出発し、16時半ぐらいに終了。ドライバーも何の建物かなど簡単なガイドはしてくれるので、効率的に周りたい場合は有効です。
- 私の場合はホテルの入口付近で、ホテルオーナーの親戚だというトゥクトゥクのドライバーに営業されちゃいました。相場もわからず、初めは警戒しましたが、半日しか時間がとれず、どうやって周ろうかちょうど悩んでいたところだったので決断しました。結果は正解でした。
- イメージとしては、午前中でアヌラーダプラに移動し、昼一番にホテルチェックイン。午後にアヌラーダプラとミヒンタレーを観光、翌日朝には次の場所に移動、こんな感じです。
ミヒンタレー
- アヌラーダプラを見たら、そのまま夕日を見にミヒンタレーへ行きましょう。アヌラーダプラとミヒンタレー行く場合は4000ルピーです。つまり2000ルピー追加すればOK。ミヒンタレーは当初予定していなかったのですが、ミヒンタレーで夕日を見るのが有名だということで、アヌラーダプラに連れていってくれたトゥクトゥクドライバーの勧誘です。結果、効率的に周れてよかったです。
- 16時半ぐらいにアヌラーダプラを出発、17時すぎに到着。ここでドライバーは18時半ぐらいまで待っててくれます。ホテルには19時過ぎに着くので、結果、6時間ぐらいでアヌラーダプラとミヒンタレーを堪能できます。
ゴール
移動手段
- アヌラーダプラからコロンボまでインターシティバス、コロンボで乗り換えてまたインターシティバスでゴールまで行きました。インターシティバスで乗り継ぐ場合、コロンボで降りたバス停からコロンボで乗るバス停までの距離は数十メートルです。
- コロンボからゴールまでの行き方で、最近高速バスで行くことを絶賛しているガイドブックが多いですが、このバス停ではなく、コロンボ近郊のマハラガマまで移動しなくてはならないので正直使いにくいです。私も行く前までは高速バスで行こうと思っていましたが、行く前からこの移動が心配でした。高速バスそのものの乗車時間は2時間でインターシティバスの3時間~4時間よりも短いですが、移動時間などを考慮すると変わらないし、海沿いを走らないので景観も悪いと思います。私の場合は3時間15分ぐらいで行けました。マハラガマまでがノーマルバスでの移動となり、スーツケースを持っていると大変です。
- 選択肢としてはインターシティバスか鉄道で、高速バスとノーマルバスはないと思います。
アヌラーダプラからコロンボまで利用したバス
このバスは運転席の横に荷台があったため、置かせてもらいました。よって運賃は一人分です。
コロンボからゴールまで利用したバス
このバスは運転席の横に台がなく、一人分の席をスーツケース置き場として占領したため、二人分の運賃を請求されました。
ゴールのバスステーション
乗り場はこの奥になります。コロンボへ行く高速バス乗り場はここではありません。インターシティバスやノーマルバスでコロンボなどへ行く方はここからの出発となります。鉄道駅の東側で一本道なので、地図なしでも場所はすぐにわかります。
ゴールの高速バス乗り場
乗り場はバスステーションとは異なり、さらに鉄道駅方面(西)に歩き、南に渡るとあります。見ての通り「コロンボ行」ではなく、「マハラガマ行」になります。バスはインターシティバスよりもはるかに立派なのですが、前述の通り、マハラガマからコロンボへの移動がノーマルバスとなり、めんどくさいため、予定を変更。結局利用しませんでした。
ゴールの鉄道駅
- 切符購入時は思ったほど混んでいませんでいたが、列車の到着時間が近づくと混んできました。どの車両が二等車なのかわからないので、待っている場所もわからず、ホームに列車が入ってきた瞬間に駅員をつかまえて聞きまくりました。
- 14時45分発の列車でコロンボに向かいましたが、一番奥(コロンボ方向)の車両(二等車)に座れました。間一髪でした。また、後に知ったのですが、この列車はコロンボ行ではなく、キャンディ行なので、コロンボに行く人のみならず、キャンディに行く外国人もたくさん見かけました。その分混んでいるのかもしれません。
時刻表はこちら(このサイト参考になります)
観光
- 基本的に半日で観光できます。
- 具体的には到着日は18時過ぎのサンセットを見たら、その足でレストラン(ココナッツ・サンボル)でゴール地方伝統のカレーを食べる。翌日は要塞など海岸沿いを歩きのんびり散歩。両替でセイロン銀行に寄り、マーケット方面へ。14時過ぎの列車でコロンボへ移動。こんな感じです。
- 詳しい観光の解説は他のサイトやガイドブックにおまかせします。
サンセット
海岸散歩・フォートエリア
食事(Coconut Sambol)
- ココナッツ・サンボルは、5種類のカレーとサフランライスが食べ放題のビュッフェ形式レストランです。お酒はおいてないため、ビール飲みながらカレーを食べたい人は不向きなレストランです。
- レモン(レモンスカッシュのような甘い飲み物ではなく、生レモンの味がする炭酸です)、パイナップル生ジュース、ジンジャービアーが主な飲み物になりますが、パイナップル生ジュースはおいしく、カレーにもよく合います。
- 席は4席程度しかなく、満席でした。
店の雰囲気
ドリンク
カレーの種類
コロンボ
移動手段
ゴールからコロンボまで利用した鉄道
- コロンボフォート駅は入口と出口が別々になっています。出口では切符を回収されるし、切符を持っていないと中に入れません。よって、記念に切符をもらったり、写真を撮るだけのために駅構内に入ることもできません。
食事(RUHUNU FOOD)
- スリランカ料理を安く食べられるレストランを教えてほしいとホテルの人に聞いたところ「RUHUNU FOOD」というレストランを教えてもらいました。安いので3日連続通ってしまいました。
- 地元の食堂みたいな感じなので、手で食べている人が多かったですが、観光客の対応には慣れているようで、スプーンやフォークは出してくれます。ビュッフェ形式です。
- 地元の人は先払いのようでしたが、システムがよくわからないので店員についてもらって注文し、後払いでもOKでした。
- クレジットカードは使えず、アルコール飲料もおいていません。ただ300ルピーでお腹いっぱいになります。
メニュー
地図
ニゴンボ
- コロンボから高速バスに乗ってニゴンボに行きました。ルートはほとんどコロンボから空港に行く方法と同じ道であり、その日の夜に空港に行く身としては同じ道を通って2往復するかのような計画に若干抵抗ありましたが、割り切りました。
- 9時に出発、16時ぐらいにコロンボに戻ってきました。バスは安い!
- コロンボの滞在期間に余裕があったので行きましたが、わざわざ計画に入れて行くほどでもないかな?
バスステーション
コロンボのバスステーション
ニゴンボのバスステーション
市内の歩き方
- バスターミナルから海が見えるフィッシュマーケット方面まで歩きましたが、30分以上かかります。でも、歩いたほうがロティやアイスクリーム屋で休憩できたり、バッグが売っている露店などにも寄れるので良いと思います。
- 10時半から14時半で観光してきました。ちょっと行くならこんなもんで行った気になれます。もちろんリゾートエリアへは行っていません。